なのはなヘルスサポート (by ドクター・ノア)

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病院では聞けないお話。

8 May 2024

風邪は万病のもと、馬鹿は風邪をひかない、夏風邪は馬鹿がひく。 


かぜ、元来は『ふうじゃ』という言葉は、古くは『黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)』(前漢時代の紀元前206年~紀元8年以前)に記載されています。そこにはすでに、「風邪は百病の初め」「風邪は百病の長」と、風邪は万病のもと、の由来と思われる記載が見受けられます。人類は2000年以上風邪、いわばその当時の新型コロナウイルスと戦い、特効薬の研究開発に励み、漢方薬が生まれ発展していきました。ウイルスや細菌の概念などない時代、どこからともなく風に乗って、あっという間に広がる悪しき邪(よこしま)なものという命名は、この4年間のコロナ禍を経験した現代人にも実感をもって納得されると思います。こうなるとー風邪くらいでーと見くびっていた時代はすでに過去のことになってしまいました。一年で一番気温が下がる大寒から節分、2月の初め頃が、かつては風邪の流行期でした。馬鹿は風邪をひかない、夏風邪は馬鹿がひく、は、愚鈍な者は冬に風邪をひいたことに気づかず、夏になって気づくという意味が込められているそうです。これもやはり風邪は冬の風物だった名残りです。

 最近のおかしな気候変動、低暖房による人為的な影響で、すっかり風邪の様相は変わってしまいました。インフルエンザも初期の新型コロナも真冬が最盛期だったことを、今では医療者も忘れかけています。最近では発熱や風邪の症状があれば、季節に関係ない対応に変わってきています。喉を見たり聴診をするのはほどほどに、さっさとコロナとインフルエンザの迅速抗原テスト、状況によりPCR検査も行います。今後は予防接種のあり方も全季節対応、個人の行動エリアに合わせた対応に代わっていかざるを得ないと思われます。

 そこで今真っ最中のインフルエンザの予防接種について少しお知らせをいたします。感染予防。よく耳にするのは、予防接種をしたのに、インフルエンザにかかったと言う話です。実は、現在のインフルエンザワクチンの発症予防効果はおよそ50%前後と考えられています。コロナワクチンより随分低いよね、一度かかったのにまたインフルエンザにかかった、予防接種って意味あるの、という声も無理ないと思います。 

 流行性インフルエンザはおよそ3タイプに分けられます。2009年に「新型インフルエンザ」として大流行したA型(H1N1)、A香港型(H3N2)型、B型です。現在国内で最も多いのはA香港型です。オーストラリアやシンガポールではA(H1N1)型も流行しており、日本でも感染が増えてきています。複数の型のインフルエンザウイルスが同時に拡大をしている様相を呈しています。 そのためワクチンは、A(H1N1)型とA香港型、B型の二種類の、合わせて4種類の型に対する予防効果を期して開発されています。ただA香港型は、ワクチンが効きにくいとされています。またお子さんでは免疫がつきにくいため2回接種をされていますね。しかもA(H1N1)型に感染すれば、この型に対する免疫はつきますが、A香港型やB型への免疫はつきません。まだ流行していないB型が拡大すれば、運悪く3回かかることもないとは言えないのです。 感染したとしても重症化を予防できる可能性はありますと言う、言い訳のような説明はさておき、こうした効果と限界を正確に知っていただき、ご自分の感染予防を計画していただければと思います。

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なのはなヘルスサポートはよくある健診や健康情報のサイトとは少し違います。それらが対象とする生活習慣病とは動脈硬化関連の病気です。高血圧、糖尿病、高脂血症が代表的です。これらは保険適応で医療機関が治療を行なう<疾患>です。動脈硬化は加齢により進むので、一部は加齢を反映するとは言えます。けれども生活習慣病がない方も同じように老化は始まります。

つまり、加齢いわば<老衰度>を計る目安はありません。ある検査を追加すれば健康保険で老衰度を映し出すことができます。それを皆さんに知っていただくために、この<なのはなヘルスサポート>をご準備しました。

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